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江南大学

現地調査日:2008/04/17
最終更新日:2008/04/27



6.コメント

以下、06/11/03執筆
●太湖のほとりに位置する観光都市・無錫にある総合大学。

●中国でも有数の観光地であり、景観がよく恵まれた環境で学生生活を過ごすことができる。

●生活環境も非常に便利で、生活に困ることは無い。また、上海ほどの大都会ではないので、にぎやか過ぎるということも無いおちついた環境である。

●また、近年の高速道路の発達により、上海へは1時間半、南京、さらに杭州にも2時間で行ける。観光にも便利な街といえる。

●日本企業の進出が多いことでも有名である。中国に進出している日本企業の10%以上が無錫に位置するとも言われている。東芝、松下電器、ソニーなど有名企業も多く、留学後そのまま無錫で就職するものも多い。社会人留学生にとってこの点は大きなメリットといえるだろう。

●日本企業が多いこともあり、日本人に対して友好的な土地柄である。

●責任者の朱老師は一橋大学に留学して経営学を学んだ知日家。もちろん、日本語も流暢で、日本語学科の学生との交流の場を作るなどしている。

●日本や韓国企業が多く、駐在員家庭も多いため、駐在員夫人向けの太太班を設けているが、開設1年目にしてすでに3クラスに増えるほど地域では高い評価を受けている様子が伺われる。

●カリキュラムやクラス構成などに特別な特徴は無い。しかし、上海ほど大都会でもなく、かといって田舎でもなく、風光明媚で暮らしやすい環境と、日本からの進出企業が多く、修了後すぐに就職できる環境は大きな特徴といえる。

以下、08/04/27加筆
●08年春学期から無錫市南郊の新キャンパスに移動した。留学生寮も新キャンパスに移動したが条件が非常に良い。まず第一に全室1人部屋で、300室以上が用意されている。まず間違いなく1人部屋が確保できる。

●第二に部屋代が1学期1,500元と非常に安い。部屋は広いとは言えないが、北京や上海の2人部屋に2人で住むことを考えれば1人あたりの面積は極端に狭いというわけではない。新築の1人部屋でネットやバストイレもそろって1日あたり約10元というのは格安といえる。

●また、学費も1学期6,500元と、上海近郊では最も安い部類に入る。内陸の大都市周辺大学と比較しても割安感がある。

●逆にデメリットの最大は、25人を超える1クラス人数である。6クラスの平均で25人なので、下位、中位クラスでは30人近くになるものと予測される。この点については留学生部の責任者も問題と感じており、来学期に向けて改善を検討中とのこと。

●また、2年前とクラス構成、科目ごとの時間配分、使用するテキストが全クラス、全科目、一切変わっていない。この大学として教学方法が確立されているということなのか、改善が行われていないということなのか、若干気になる。

●1人部屋を多く設け、料金を安く抑えるなど、留学生が求める環境を整備しようと、留学生部が顧客意識をもって動いていることは間違いない。したがって、上述の問題点は早晩、解決されるものと期待したい。

●上海まで列車で1時間と交通の便も良い。それでいてこのコストはまずこの大学しかない。都会に近い便利な環境で、1人部屋を確保し、なおかつ安いコストで留学したいという向きにはまたとない条件を備えた大学だろう。


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